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我が家は女の子なのでどうぶつといっても興味があるのは、犬・猫・ウサギ等身近にいるどうぶつで、その可愛らしさやふわふわのさわり心地。エサを食べる姿に夢中です。
しかし、一緒に遊ぶ周りの男の子達は言葉が出はじめた頃から、乗り物とどうぶつに興味津々で、しかも普段目にしないようなどうぶつえんののどうぶつ、ゾウやキリン、ライオン等大きなどうぶつに釘付けです。
幼稚園へ通う頃には、私が知らない動物の名前まで知っていて、そのどうぶつ知識の豊富さに会話についていけないことさえあります。
どうぶつの絵本を選ぶ時も、娘は可愛らしいキャラクター的な絵本を選ぶのに対し、男の子達は動物の写真がたくさん載った図鑑やリアルな絵が描かれた絵本を嬉しそうに抱えています。
そんな男の子にぜひお勧めしたいのが「どうぶつえんのどうぶつあんない」
表紙を見たときに、○○くん喜びそう〜と思わず手にとりました。この「どうぶつえんのどうぶつあんない」には、60頭ものどうぶつの名前・種類・特徴や大人と子どもの違いまで細かく描かれています。表紙の感じのまま中でも同じように書かれています。
例えば、オオアリクイのページでは貧歯目アリクイ科とあり、ページ端に貧歯目とはどんなものかがわかりやすく、丁寧に書かれています。
貧歯目という言葉をこの本で初めて知りました。こどもは1どに1頭だけうみ、長い間母親の背中にしがみついています。等「どうぶつえんのどうぶつあんない」を娘と読みながら、へぇ〜そうなんだ〜と大人の私も初めて!の発見の多い1冊でした。
1冊を全部読むには結構時間が掛かりそうなほどたくさんの事が書かれています。
しかし、ひとつひとつの説明が、短くわかりやすく、また優しい漢字のみでふり仮名までふってあるので、ひらがなを覚えたら、自分で読むこともできます。
写真ではないぶん、背景など余計なものが入らず動物だけを見ることができます。
リアルな絵なのに、絵ならではの優しい感じが出ていて、0〜2歳の小さな子どもにも親しみやすいかなと思います。
他の絵本と同じような大きさで、図鑑に比べて軽く、持ち運びもしやすいです。どこから読み始めても大丈夫ですし、お出かけ先のちょっとした時間に、待合など、元気一杯の男の子がすこーしおとなしくしてもらいたい時に、おすすめの一冊です