まんまるいけのおつきみ

まんまるいけのおつきみ

著/かとう まふみ  出版社/講談社

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お月見。言葉は知っていても、ススキを飾り、お団子を作ってお月様を見て楽しむ、、、という事をしたことがありませんでした。

でも、子どもとお月見の思い出が作れたらいいなぁ。とふと思い、この「まんまるいけのおつきみ」を手に取りました。
2〜6歳位の子どもと一緒に読んで〜お団子を作って〜お月見!にお勧めです!!小学生の娘には少し遅かったかな、、、それでも愛らしい絵に一人読みを楽しんでいました。

まんまるいけの魚たちは、「魚は空気をすうと死んでしまう」という言い伝えから、一度も池から顔を出したことがありません。
池の外の世界からきたカメさんに、お月見を教えてもらい、ぜひ見たい!と満月を待ちわびます。
なまずのぽんたを中心に池の魚達も集まってきて、、、、どんなお月見になるでしょうか。
ページ一杯に描かれた愛らしい絵が、お月見までのワクワク感と一緒になって盛り上げてくれます。

そして、今年初めて、子どもと十五夜にお月様を見ました。
お月様を見て、「きれいだなぁ」と素直に見とれてしまいました。子どもも「きれいだねぇ」としばらく見上げていました。
100年前も200年前もずっと昔から、何万何億の日本人が同じお月様を見て、きれいだなぁと見とれていたんだろなぁ。そして、100年後200年後もまた、未来の日本人がこのお月様を見ていくのだろうなぁ。と思いをはせるとなんだかとても不思議な気持ちになりました。

見返しには、月の満ち欠けによる呼び名と、お月見についての説明が書かれています。初めてのお月見にお勧めの一冊です。


みんな おつきみってしっているかな?
あきの よるに まんまるのおつきさまを ながめるんだよ
まんまるいけの さかなたちは いけから かおをだしたことがないから
おつきさまも しらないんだ そんな まんまるいけの さかなたちと なまずのぽんたが
はじめての おつきみを するよ どんなおつきみになるのかな

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