クリスマスのまえのよる

訳／クレメント・Ｃ・ムーア　出版社／主婦の友社

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サンタクロースがそりに乗ってトナカイに引かれながらやってくる。
今ではクリスマスの定番ですが、この「サンタクロースの乗り物はトナカイ」と親しまれるきっかけとなった絵本です。クレメント・Ｃ・ムーアの詩が元になって描かれた一冊です。

最初何も知らずに読んだときに、子供たちが寝静まってパパが寝ようとしたときにサンタさんを見かけるお話なのですが。何かが起こるわけでもなくみんなが知っているサンタクロースがただプレゼントを置いていくお話に？？となったのですが。サンタクロースがそりにのってやってくるお話の元だと知り、読み返しました。

詩が元になっているのもあって、言葉ひとつひとつがクリスマスを思わせるキラキラした文章でクリスマス気分を盛り上げてくれます。
34センチ×16.5センチと縦長に長細い絵本で煙突のようなイメージです。大きな靴下にもすっぽり入れやすそうです。

サンタクロースがトナカイ達に声をかけます
「ほれ　ダッシャー!　いけ　ダンサー！　プランサーに　ヴィクセン　おくれるな！
　それ　コメット！　つづけキューピッド！　いいこだ　ドナーとブリッツェン！
かべを　つたって　やねを　こえ　ちからを　あわせて　かけあがれ！」
サンタクロースをのせた８頭のトナカイ達にそれぞれ名前があったなんて！驚きでした。

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クリスマスの　まえのよる　こどもたちが　ねしずまったしずかなばん
パパも　ねようとベットに　はいろうとしたら
まどのそとから　シャンシャンとおとが　きこえてきたよ
そとを　のぞいてみると　パパのめに　とびこんできたものは　なんだったとおもう？

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