はるですよ

さく／柴田　晋吾　出版社／金の星社

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入園・進級や春にお勧めの絵本です。

表紙の様な、クセのない丁寧な絵でページを開く度に春の様子が描かれています。
熊が冬眠から目を覚まし、雪が解け始め、海辺では小さな生き物が動き出す様子。田んぼでは蜂が蜜を集め始め、若葉やレンゲ草も咲き始め。。。絵の中で春の様子がページいっぱいに描かれています。
春に草花もたくさん描かれているので、図鑑を横において絵探しをしても楽しいかもしれません。
毎ページとも「はるですよ」から始まり、その後に「もりでは、暗い穴からくまがでてきました。」などの短い文章がかかれています。「はるですよ」の響きとページいっぱいの春の様子を楽しめる１冊です。
絵本を楽しんだ後は、お出かけをして実際の「春みつけ」をしても楽しいですね。
科学や技術が発達をして、春でも冬の食材がスーパーに並んでいたり、動物園では１年中動物達が元気に動いていたりアスファルトの道が増えて、草花を見ることも少なくなったりと、昔に比べて旬や季節を感じにくくなりました。
絵本を通して春を見つけ、外へ出てたくさんの春を感じてみてはいかがでしょうか。
最後のページは校長先生が「さあ、にゅうえんしきがはじまります」と子供たちを迎えるシーンです。入園・進級の季節にとてもお勧めです。

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同じシリーズで「なつですよ」「あきですよ」「ふゆですよ」もあります。１年の四季がセットになっています。

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みなさんは　「はる」ときくと
どんなことを　おもいうかべますか？
さくら？　たんぽぽ？　それともちょうちょ？
このほんの　なかには　はるが　たくさんたくさん　つまっています
ページをひらいて　たくさんの　はるをみつけてみてくださいね
ほんのなかの　はるをみつけられたら　そとにでて
おなじようにはるみつけを　してみてください　たのしいですよ

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