のせてのせて100かいだてのバス

のせてのせて100かいだてのバス

さく/マイク・スミス 出版社/ポプラ社

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毎日同じ道を走るバス。運転手さんが退屈をしていると、ふいに、今までに見たことのない細い道が目に飛び込んできました。運転手さんはいつものコースを外れて細い道に進んでしまい、冒険が始まります。
見るもの全てが初めてだらけの冒険に運転手さんもどきどきわくわくします。
バス停で待っていたお客さんに行き先を聞かれると「私にもわからないです。好きなところへどこまでもいけますよ!」とうきうき答えます。

知らない街に進んでいく冒険のお話は、ちょっぴりどきどきと怖い部分がある作品が多いですが、こちらのお話はわくわくうきうき100パーセントの楽しい雰囲気が終始伝わってきます。
海外の作品らしい色鮮やかなページいっぱいの絵も楽しい気持ちになります。怖がりのお子さんも楽しめる絵本です

冒険が始まってすぐにバスは海に突き当たってしまいますが、フェリーにのって海を渡ります。楽しいバス旅にお客さんが増えてバスに乗り切れなくなると、船員さんたちが寝る間を惜しんで、3階を作ってくれました。
噂が広がりお客さんがどんどん増えて、その度にバスはドンドン階数を増やしていきます。そしてついに100階建てに!!
100階のページではページが上に伸びる仕掛けがあり、楽しめます。大人気の100かいだてのバスですが、エンジンの調子が悪くなってしまい。。。最初から最後まで、うきうきわくわく楽しさいっぱいの絵本です。

日本ではいわいとしおさんの「100だてのいえ」シリーズが人気です。こちらは100だてのいえに比べると、少しストーリー性が高いかな。と感じます。同じ様な本なのかなあと思いながら手に取りましたが、少し違う感じで、どちらもとても楽しめました。

バスの絵は真似をして描けそうな感じなので、絵が好きなお子さんは読み終わった後に、自分だけのオリジナル100かいだてのバスを描いても楽しいかもしれません。

最後にキーとなる気球が最初の方のページにちらっと見えているのも見所です

3歳ぐらいから小学校低学年くらいのお子さんまで、長く楽しめる絵本です


まいにちおなじことの くりかえしの にかいだての バスのうんてしゅさん
あるひ いつものコースからはずれて ほそいみちに はいっていきました
はじめてみる けしきに うんてしゅさんも おきゃくさんも おおよろこびです
ぼうけんする たのしいバスに おきゃくさんがどんどんのってくるので
バスは3がいだてに 4かいだてに 10かいだてに はしりながら どんどんふやしていきます
ますますたのしいバスになりました
そして バスは とうとう100かいだてに!
100かいだてになった バスですが、エンジンのちょうしがわるくなってしまい。。。
100かいだてのバスは どうなってしまうかな うきうきわくわくたのしいおはなしを
ぜひ よんでみてください

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