１４ひきのおつきみ

さく／いわむら　かずお　出版社／童心社

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子供の頃に読んだことのあるお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん、そして１０ぴきのきょうだい。１４ひきのねずみの家族のお話です。
シリーズで「ひっこし」「あさごはん」「ぴくにっく」「さむいあさ」など季節感いっぱいのお話がたくさんあります。

すこしずつ秋めいてきた森の中で、くんちゃんたち家族が木の上へ上へとぐんぐん登っていきます。
高く登った所で木の枝を紐でしばってお月見の見晴台を作ります。まん丸の大きなお月さまをみながらみんなでおだんごを食べたり楽しい時間を過ごします。
１４ひきシリーズは、ページの下に一行だけ文章があり、後はページいっぱいの絵が描かれています。どのページもその１枚だけで絵葉書のような絵画の様な優しく丁寧な絵が描かれています
今回のお話ではお昼から夜に向けて時間の経過と共にページをめくるごとに少しずつ色が変わっていきます。秋の夕日の真っ赤に染まる様子や夜の暗闇の中でもお月さまの優しい光に照らされる様子など、文章には書かれていない部分も楽しめる絵本です。

最初に木を登っていくシーンでは、かえるやあり、鳥や蜂、てんとうむしやしゃくとりむしなどあちこちに小さな生き物がでてきます。木がどんぐりの木なのでまだ青いどんぐりの実もあちこちに描かれています。お子さんと探しながら絵を楽しめます。
お月見の季節に、秋にぴったりの絵本です。

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１４ひきのシリーズ　　１２冊セット

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ねずみの　くんちゃんの　かぞくは１４にんもいます
おとうさん　おかあさん　おじいさん　おばあさん　そしてきょうだいが１０にん
きょうは　まんまるおつきさまが　きれいにみえるひなので　みんなできのうえに　みはらしだいをつくり
おだんごをよういして　すすきをかざり　おつきみをします
みはらしだいにいくとちゅうには　ありやかえる　てんとうむしやとりが　でてきます　みつけてみてね

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